バスを降りてホテルへ。ライブが終わったのは9時。多くの人が並んでいたのでバスに乗って降りた時には10時40分を過ぎていました(通常は15分ほど)。
ホテルの部屋はトリプル。マスターベッドが1台入るとしか思っていなかったのですが、宿泊したホテルはちゃんとベッドが3つ並んでいました。ツインよりも少し部屋は少し広かったようです。荷物の整理をしたり、ライブの話を少しして、食事に行くことに。ちと様はおなかがあまりすいていらっしゃらないということで、「お二人でどうぞ」というお言葉に甘えてきーまま様と中洲へ向かいました。

のんべには立地条件のいいホテルで、ホテル前の橋を渡るともう中洲(笑)。どこへ入りましょうかと言いながら少し歩いたところに『中洲屋台横丁』というお店がありました。食べ物もいろいろありそうだしということで入ってみると見覚えがあります。会社の休憩時間に見ている地元の情報番組で紹介されたお店でした。

中には6つほどの屋台が入っていて、どこに座っても6つの屋台の食べ物を好きなように選んで食べることができます。ビールと地鶏のたたき、大根と明太子のサラダ、赤味噌を塗って焼いた5種類の串焼きなどを注文しました。

そこできーまま様が「これ、何?」とおっしゃったのがテーブルの上にあった“キャベツのたれ”。こちらでは焼鳥を注文すると、たれのかかったザク切りのキャベツが添えられてきます(人数が多ければそのキャベツだけが別に大きい皿に盛られてくることも)。たれはポン酢のような味のあっさりとしたたれです。家で焼鳥をした時にもキャベツを添えますが、キャベツが添えられてそれにたれをかけるのは福岡県が発祥だと以前テレビで見たような気がします。 

赤味噌を塗った串焼きもおいしかったですし、サラダもマヨネーズの味が勝っているのかと思ったのですがそうではなく、おいしい明太子の味がしっかりしていておいしかったです。食べ物の種類も豊富でしたが、飲み物の種類も豊富でした。2杯目の芋焼酎は飲んだことのないものを飲んでみようと注文しました。きーまま様が注文した芋焼酎はあっさりとした感じで私が注文した芋焼酎“蘭”は香りがわりと強く、濃い味でした。

いろいろ話ながら飲んでいてふと気づくと1時半。ホテルに戻ってちと様と3人でまた話したりしてその夜は眠りました。

翌朝22日はいい天気になりました。荷物の整理をした後ホテルで朝食を取り、ぱと様をお迎えにFUKに向かいます。
その前にちと様がホテルから宅急便で荷物を送るとおっしゃいました。私もこれから行く場所には持って行かなくていいものがありましたので送ることにしました。

ちと様は大きいバッグ一つでしたからホテルの方が用意して下さったダンボールにすぐに入ったのですが、私はグッズやきーまま様、ちと様からいただいたお土産(ワインとじゃがいも焼酎などです。ありがとうございました)もあり、ライブの時に買った大きなショッピングバッグの中にまとめて入れてはいたものの、そのままではダンボールに入りません。ホテルの方が荷物を入れて下さるようでしたので「適当に入れてもらってかまいません」とお願いしました。

ホテルの方がカウンターの中でダンボールに荷物が入るかどうかと確かめて下さっているのを待っていたら、「すみません、これは入らないようなのですが…」と手渡されたのがライプのパンフレット。「あ、バッグに入れますからいいです。すみません」とパンフレットをもらってバッグの中に入れました。
するとまた「あのー、すみません。これは曲がったりしてはいけないと思いますので…」と差し出されたのはうちわでした。

そのうちわ、片方には先日発売されたアルバムのジャケットと同じデザイン、ウラには木村君のアップの顔が印刷されていました。ホテルの方が私の方にそのうちわを差し出して下さった時には、ホテルの方はうちわの柄(え)を持って、アルバムのジャケットと同じデザインが印刷された方を私の方に向けて下さっていたのです。と、いうことは…そうなのです。木村君の顔はホテルの方の顔の真正面にある状態でした(笑)。ホテルの方は戸惑ったような顔をしていらっしゃいましたが、私は「すみません!」と謝りながら笑うしかなく…。
それを見ていたちと様は少し離れたところにいらっしゃったきーまま様にその様子をお話されて2人で大笑いしていらっしゃいました(笑)。「すみません、よろしくお願いします」とホテルの方に丁重にご挨拶してホテルを出ましたが、その後も3人で笑ってしまいました。